霜空しもぞら)” の例文
あきふかくなつてしまつた。この霜空しもぞらばんいてゐる、こゑかれ/″\のきり/″\すよ。もっと出來できるだけけ。そらからてらひかりも、つめたかんじられる。その蓬原よもぎばらのようになつたいへてらつきよ。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)