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雲母摺
ふりがな文庫
“雲母摺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きららずり
40.0%
きらずり
20.0%
きらず
20.0%
きららず
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きららずり
(逆引き)
さうしたら、鼻の尖つた、眼張りの強い、
脣
(
くちびる
)
をへの字に曲げてゐる顔が、うす暗い
雲母摺
(
きららずり
)
を
後
(
うしろ
)
にして、
愈
(
いよいよ
)
気味悪く浮き上るだらう。
落款
(
らくくわん
)
は
東洲斎写楽
(
とうしうさいしやらく
)
……
動物園
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雲母摺(きららずり)の例文をもっと
(2作品)
見る
きらずり
(逆引き)
浮世絵は
最早
(
もはや
)
吹きぼかしと
雲母摺
(
きらずり
)
の二術を後世の画工に
托
(
たく
)
せしのみにして、その佳美なる制作品は世人をして
汎
(
あまね
)
く吾妻錦絵と呼ばしむるに至れるなり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
雲母摺(きらずり)の例文をもっと
(1作品)
見る
きらず
(逆引き)
雨をおとすその
雲母摺
(
きらず
)
りの雲の下
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
雲母摺(きらず)の例文をもっと
(1作品)
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きららず
(逆引き)
雲母摺
(
きららず
)
りの本間の襖には、秋草をあしらった、虫取りの美人の図が描いてあり、四枚つづきの、線のたっぷりした、なよやかな筆つきであるが、みると、
菱川師宣
(
ひしかわもろのぶ
)
という、町絵師の名が書いてあった。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
雲母摺(きららず)の例文をもっと
(1作品)
見る
“雲母摺”の解説
雲母摺(きらずり)は、浮世絵に施した版画手法のひとつ。岩絵具に細かく砕いた雲母を混ぜて膠液で溶いて使用し、版木を用いて特色として刷る場合は背景色に応じて、白雲母摺、黒雲母摺、紅雲母摺と呼ばれる。そのほかに細かな装飾には合羽摺を用いて、膠分を増し粘着度を高めた絵具を刷毛で型紙に塗りつけて施す。
その源泉を求め料紙の研究から考察が試みられた。
(出典:Wikipedia)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“雲母”で始まる語句
雲母
雲母坂
雲母紙
雲母刷
雲母越
雲母雲
雲母色
雲母光
雲母岩
雲母末
検索の候補
雲母
雲母坂
雲母紙
雲母刷
雲母越
金雲母
雲母雲
雲母色
黒雲母
白雲母
“雲母摺”のふりがなが多い著者
北原白秋
永井荷風
山本周五郎
宮沢賢治
芥川竜之介