“雲母刷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うんもず50.0%
きららずり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四方の壁は印度更紗インドさらさ模様を浮かしたチョコレート色の壁紙で貼り詰めてある。天井には雲母刷うんもずり極上の模様紙が一等船室のように輝いている。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
時代は、餘りに距てゝゐるが、ぼくの頭には、かう二人が、いつも雲母刷きららずりを背景とした一枚の中に竝んでゐる。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)