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雲母摺
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きららずり
ふりがな文庫
“
雲母摺
(
きららずり
)” の例文
さうしたら、鼻の尖つた、眼張りの強い、
脣
(
くちびる
)
をへの字に曲げてゐる顔が、うす暗い
雲母摺
(
きららずり
)
を
後
(
うしろ
)
にして、
愈
(
いよいよ
)
気味悪く浮き上るだらう。
落款
(
らくくわん
)
は
東洲斎写楽
(
とうしうさいしやらく
)
……
動物園
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雲母摺
(
きららずり
)
なる空高く、また、低く
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“雲母摺”の解説
雲母摺(きらずり)は、浮世絵に施した版画手法のひとつ。岩絵具に細かく砕いた雲母を混ぜて膠液で溶いて使用し、版木を用いて特色として刷る場合は背景色に応じて、白雲母摺、黒雲母摺、紅雲母摺と呼ばれる。そのほかに細かな装飾には合羽摺を用いて、膠分を増し粘着度を高めた絵具を刷毛で型紙に塗りつけて施す。
その源泉を求め料紙の研究から考察が試みられた。
(出典:Wikipedia)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“雲母”で始まる語句
雲母
雲母坂
雲母紙
雲母刷
雲母越
雲母雲
雲母色
雲母光
雲母岩
雲母末