“雨間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまま81.8%
あまあひ9.1%
あめま9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨間あままというものがすこしもなく、雲行きは悪く、荒れ気味で安心がならなかった。村には長雨のために、壁がいたんだり、土の落ちたりした土蔵もある。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
嘴太はしぶと雨間あまあひの鴉しみじみあそびかはづ引き裂けば青きしる流る
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
光明后宮の維摩講ゆいまこううたわれた仏前唱歌「しぐれの雨間あめまくなりそくれないににほへる山の散らまく惜しも」
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)