“雅仁”の読み方と例文
読み方割合
まさひと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雅仁(まさひと)朕(われ)に一二五つらかりしほどは終(つひ)に報(むく)ふべきぞと、御声いやましに恐ろしく聞えけり。西行いふ。
あと答へて、鳶(とび)のごとくの一三〇化鳥(けてう)翔(かけ)来り、前(まへ)に伏(ふ)して詔(みことのり)をまつ。院、かの化鳥にむかひ給ひ、何ぞはやく重盛が命(いのち)を奪(と)りて、雅仁(まさひと)清盛(きよもり)をくるしめざる。化鳥こたへていふ。
体仁早世(さうせい)ましては、朕(わ)が皇子(みこ)の五四重仁(しげひと)こそ国しらすべきものをと、朕(われ)も人も思ひをりしに、五五美福門院(びふくもんゐん)が妬(ねたみ)に五六さへられて、四の宮の五七雅仁(まさひと)に代(よ)を簒(うば)はれしは深き怨(うらみ)にあらずや。