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雁来紅
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けいとう
ふりがな文庫
“
雁来紅
(
けいとう
)” の例文
旧字:
雁來紅
庭の
桔梗
(
ききょう
)
の紫
揺
(
うご
)
き、
雁来紅
(
けいとう
)
の葉の紅
戦
(
そよ
)
ぎ、
撫子
(
なでしこ
)
の淡紅
靡
(
なび
)
き、
向日葵
(
ひまわり
)
の黄
頷
(
うなず
)
き、夏萩の
臙脂
(
えんじ
)
乱れ、蝉の声、虫の
音
(
ね
)
も風につれて
震
(
ふる
)
えた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
洋妾
(
らしやめん
)
めける
雁来紅
(
けいとう
)
は
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
雁来紅
(
けいとう
)
が
染
(
そ
)
むを相図に、夜は空高く
雁
(
かり
)
の
音
(
ね
)
がする。林の中、道草の中、家の中まで入り込んで、虫と云う虫が鳴き立てる。早稲が黄ろくなりそめる。蕎麦の花は雪の様だ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
雁
漢検準1級
部首:⾫
12画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“雁”で始まる語句
雁
雁首
雁字
雁木
雁皮紙
雁皮
雁行
雁金
雁鍋
雁坂