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険隘
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けんあい
ふりがな文庫
“
険隘
(
けんあい
)” の例文
地形の
険隘
(
けんあい
)
に気づいて、張郃もここまで来ると、盲進するなく、一応軍勢をととのえていたが、魏延はその暇を与えず、絶えず戦いを挑んできては彼を
辱
(
はずかし
)
めた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此
(
これ
)
皆
開平
(
かいへい
)
の東北の地なり。時に
余瑱
(
よてん
)
居庸関
(
きょようかん
)
を守る。王曰く、居庸は
険隘
(
けんあい
)
にして、北平の
咽喉
(
いんこう
)
也、敵
此
(
ここ
)
に
拠
(
よ
)
るは、
是
(
こ
)
れ我が
背
(
はい
)
を
拊
(
う
)
つなり、急に取らざる可からずと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
けれど一方、
陰平
(
いんぺい
)
の
険隘
(
けんあい
)
を突破した
鄧艾
(
とうがい
)
の軍は、ときすでに蜀中を席巻し、直ちに成都へ突入していた。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
険
常用漢字
小5
部首:⾩
11画
隘
漢検1級
部首:⾩
13画
“険”で始まる語句
険
険呑
険悪
険阻
険難
険岨
険峻
険相
険崖
険突