みほと)” の例文
かしらには大雷おおいかずち居り、腹には黒雷居り、みほとにはさき雷居り、左手には若雷居り、右手には土雷居り、左足には鳴雷居り、右足には伏雷居り、あわせて、八雷神成り居りき。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
主ののたまはく。みまし指もて、そのみほとに置け。
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
すなわち腹に宿っていた黒雷は腹一切の神(今日で云う内科医)であり、みほとに宿っていた拆雷は云うまでもなく性殖神であり、左右の手足に宿っていた神は、とりもなおさず手足の神である。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)