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阿魔女
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あまっちょ
ふりがな文庫
“
阿魔女
(
あまっちょ
)” の例文
理不尽
(
りふじん
)
に
阿魔女
(
あまっちょ
)
が女房のいる所へどか/\
入
(
へい
)
って来て話なんぞをしやアがって、もし
刃物三昧
(
はものざんまい
)
でもする
了簡
(
りょうけん
)
なら私はたゞは置かないよ
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
この
温気
(
うんき
)
に何と、薄いものにしろ
襦袢
(
じゅばん
)
と合して三枚も
襲
(
かさ
)
ねている、
茄
(
うだ
)
った
阿魔女
(
あまっちょ
)
を煽がせられようとは思やしません、私はじめ夢の
様
(
よう
)
でさ、
胸気
(
むねき
)
じゃアありませんか。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大方先の
阿魔女
(
あまっちょ
)
が
何
(
なん
)
かお
前
(
まえ
)
に
怖
(
こわ
)
もてゞ云やアがったんだろう、お前が
嚊
(
かゝあ
)
があるから女房に持つ事が出来ないと云ったら、そんなら
打捨
(
うっちゃ
)
って置かないとか何とかいうのだろう
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
沼田の御城下へ宿を取り、三月の間尋ねたが知れぬも道理、こんな山の中に居るんだものを、
阿魔女
(
あまっちょ
)
も
罰
(
ばち
)
だ、さっき御城下でお
前
(
めえ
)
と一緒に歩いていたのを見掛けたから尋ねて来たのさ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
親を見捨てゝ家出をするような
阿魔女
(
あまっちょ
)
だから唯は置かれないのだ、マア御免なさい
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
あの
阿魔女
(
あまっちょ
)
は屋敷者だとよ、亭主は源次郎さんとか云って、足へ
疵
(
きず
)
が出来て立つ事が出来ねえで、土手下へ
世帯
(
しょたい
)
を持っていて、女房は笹屋へ働き女をしていて、亭主を
過
(
すご
)
しているのを
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の町内に自身番も有れば名主もある事だから、それ/″\へ掛って名主へでも預けて帰らなければ、本当の親切とは云えない、私がこれから
彼
(
あ
)
の
阿魔女
(
あまっちょ
)
で少し息をつこうと思って居たに
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
左の
袂
(
たもと
)
に入ってるから出しなよ、
何
(
なん
)
だ利いた風な
阿魔女
(
あまっちょ
)
だ
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
半「さア、もう大丈夫だ、此の
阿魔女
(
あまっちょ
)
めが」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“阿魔”で始まる語句
阿魔
阿魔奴