間拍子まびやうし)” の例文
つて、間拍子まびやうしけた、看板かんばんをぶらりかさしたつてせた。が、地方ゐなかこととて、番號ばんがうもなくばつしろい。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
兎に角此男が怪しい曲者だと云ふことは、フアンダンゴやピルエツトの踊の足取をして、丘陵を降りて来るのに、一向間拍子まびやうしと云ふものを構はないのを見たばかりでも察せられる。
十三時 (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)