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門火
ふりがな文庫
“門火”の読み方と例文
読み方
割合
かどび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かどび
(逆引き)
町はずれの町長のうちでは、まだ
門火
(
かどび
)
を燃していませんでした。その
水松樹
(
いちい
)
の
垣
(
かき
)
に
囲
(
かこ
)
まれた、
暗
(
くら
)
い
庭
(
にわ
)
さきにみんな
這入
(
はい
)
って行きました。
種山ヶ原
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
(
門火
(
かどび
)
、門火。)なんのと、
呑気
(
のんき
)
なもので、(酒だと
燗
(
かん
)
だが、こいつは
死人焼
(
しびとやき
)
だ。このしろでなくて仕合せ、お給仕をしようか。)
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それで身が冷えているだろうといういたわりから、コスガナシだけには
麦藁
(
むぎわら
)
を
門火
(
かどび
)
に焚いてお迎えをし、新らしい方の
魂祭
(
たままつり
)
には火を焚かないということである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
門火(かどび)の例文をもっと
(6作品)
見る
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“門”で始まる語句
門
門口
門出
門並
門司
門前
門附
門扉
門違
門跡
“門火”のふりがなが多い著者
柳田国男
島崎藤村
泉鏡花
宮沢賢治