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鐘撞堂
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かねつきだう
ふりがな文庫
“
鐘撞堂
(
かねつきだう
)” の例文
私は小菊をつれて五重の塔の麓を𢌞り
鐘撞堂
(
かねつきだう
)
の陰なる小料理屋に入り、それから雷門の往來で車に乘つて歸る小菊を見送り果てゝも、あたりはまだ
明
(
あかる
)
かつた。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
鐘を
撞
(
つ
)
いたあとで、
鐘撞堂
(
かねつきだう
)
のあたりでうろうろしてゐることがよくあつた。また門を閉めにいつて、門の外でぼんやり自分の家の方を見てゐることもあつた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
鐘撞堂
(
かねつきだう
)
へきてみれば
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
このあたりで
女達
(
をんなたち
)
の
客引
(
きやくひき
)
に
出
(
で
)
る
場所
(
ばしよ
)
は、
目下
(
もくか
)
足場
(
あしば
)
の
掛
(
かゝ
)
つてゐる
観音堂
(
くわんおんだう
)
の
裏手
(
うらて
)
から三
社権現
(
じやごんげん
)
の
前
(
まへ
)
の
空地
(
あきち
)
、二
天門
(
てんもん
)
の
辺
(
あたり
)
から
鐘撞堂
(
かねつきだう
)
のある
辨天山
(
べんてんやま
)
の
下
(
した
)
で、こゝは
昼間
(
ひるま
)
から
客引
(
きやくひき
)
に
出
(
で
)
る
女
(
をんな
)
がゐる。
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
撞
漢検準1級
部首:⼿
15画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“鐘撞堂”で始まる語句
鐘撞堂新道