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金蓋
ふりがな文庫
“金蓋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きんがい
66.7%
かなふた
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんがい
(逆引き)
今使去るを見て瓦師に
告
(
い
)
えらく、我を終身こんな貧家に留め、糠滓を食わせ、土を負わすべからず、わが本分は
灌頂位
(
かんじょうい
)
を受けて百枚の
金蓋
(
きんがい
)
その身を
覆
(
おお
)
う
刹利
(
せつり
)
大王をこそ負うべけれ、我食時には
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
禽
(
とり
)
の啼く朝の光と共に、城門はひらかれ、花嫁をのせた白馬
金蓋
(
きんがい
)
の馬車は、たくさんな侍女侍童や、美装した武士の列に護られて、まるで紫の雲も棚びくかとばかり、城外へ送り出されてきた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金蓋(きんがい)の例文をもっと
(2作品)
見る
かなふた
(逆引き)
裸なる卓に
倚
(
よ
)
れる客の前に据ゑたる土やきの
盃
(
さかずき
)
あり。盃は
円筒形
(
えんとうがた
)
にて、
燗徳利
(
かんどくり
)
四つ五つも併せたる
大
(
おおい
)
さなるに、弓なりのとり手つけて、
金蓋
(
かなふた
)
を
蝶番
(
ちょうつがい
)
に作りて
覆
(
おお
)
ひたり。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
金蓋(かなふた)の例文をもっと
(1作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚
“金蓋”のふりがなが多い著者
南方熊楠
吉川英治
森鴎外