“きんがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金鎧50.0%
金蓋33.3%
錦蓋16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白眉朱面はくびしゅめん金鎧きんがいまばゆきばかり装って、毅然きぜんと突っ立ち、手に黄鉞こうえつを杖ついて、八方を睨まえ、かりそめにも軍門をみだりに出入なすを許しません。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とりの啼く朝の光と共に、城門はひらかれ、花嫁をのせた白馬金蓋きんがいの馬車は、たくさんな侍女侍童や、美装した武士の列に護られて、まるで紫の雲も棚びくかとばかり、城外へ送り出されてきた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
珠簾しゅれん輿こし錦蓋きんがいの美車。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)