“刹利”の読み方と例文
読み方割合
せつり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて「聞くならく奈落の底に沈みなば刹利せつり首陀しゅだも異ならざるなり」と詠みたまいしを空海がかく悟りてこそ「如来位までは成り登るなり」と讃めまいらせたなどを
一三五刹利せつり須陀しゆだもかはらぬものをと、心あまりて高らかにうたひける。
すぢをたださば、こは刹利せつり
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)