“刹帝利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さつていり33.3%
せっていり33.3%
クシヤートラ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ウム、如何にも、いやしくも将門、刹帝利さつていり苗裔べうえい三世の末葉である、事をぐるもいはれ無しとはいふ可からず、いで先づたなそこに八箇国を握つて腰に万民を附けん、と大きく出た。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ただ波羅門ばらもん刹帝利せっていりだけは便器の中に用を足し、特に足を労することをしない。しかしこの便器の中の糞尿ふんにょうもどうにか始末しまつをつけなければならぬ。その始末をつけるのが除糞人じょふんにんと呼ばれる人々である。
尼提 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
五、羅刹ラークシヤサ式結婚法、又は刹帝利クシヤートラ式結婚法、これは即ち掠奪婚である
婚姻の媒酌 (旧字旧仮名) / 榊亮三郎(著)