金光きんびか)” の例文
けれど、そこにも、ここにもれるうおは、みんな黒色こくしょくのものばかりであって、一つとして金光きんびかりをはな大魚おおうおはかからなかったのでありました。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「そのおとこは、子供こどもをだます、わるおとこだったが、そのときっていたのは、金光きんびかりでなく、あか日月じつげつボールだった。」と、せいさんはいいました。
日月ボール (新字新仮名) / 小川未明(著)
きんうおれた、金光きんびかりのする、ほんとうのうおれた。」と、口々くちぐちにいって、みなそこにあつまってきました。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょうどたかやまいただきにさしかかると、一人ひとりおとこが、いしこしをかけて、なにか、しきりにやっています。ると、金光きんびかりのする、日月じつげつボールでけいこをしているのでした。
日月ボール (新字新仮名) / 小川未明(著)
「どうして、そのボールは、金光きんびかりをしていたんでしょうね。」
日月ボール (新字新仮名) / 小川未明(著)