“郷(けう)” の例文
東京のさる專門學校の生徒(と)である草野金太郎は、春休(やす)みで故郷(けう)の町に歸(き)省してゐたが、春休(やす)みも終つたので、あと二時間もするとまた一人で東京にたつのである。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
仕方がないので故郷(けう)に對して惜別の感慨(かんがい)にふけるといつたやうな目的で自轉車をひつぱり出した。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)