遠鳴とおな)” の例文
毎夜まいよのようにまちではめてから火鉢ひばちやこたつにたりながら、家内かない人々ひとびとがいろいろのはなしをしていますと、おきほう遠鳴とおなりのするうみこえがものさびしく、ものおそろしく
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)