“とおな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
十無50.0%
遠鳴50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その「はち」の語を隠して、とおに足らぬ「十無とおない」だと、隠語で云ったのが本であろう。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
毎夜まいよのようにまちではめてから火鉢ひばちやこたつにたりながら、家内かない人々ひとびとがいろいろのはなしをしていますと、おきほう遠鳴とおなりのするうみこえがものさびしく、ものおそろしく
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)