進出すゝみいで)” の例文
權三助十默止だまりますまい此一件彦三郎申分相立候樣に御慈悲おじひを願ひ奉つると云ふに八右衞門彦三郎も進出すゝみいでごん三助十諸共もろともかまびすしくこそ申けれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
傍邊かたはらより弟彦四郎是も漸く十二歳なるが進出すゝみいでわたしも參り兄と一所に委細ゐさい聞糺きゝたゞし母樣の御心をなぐさめんと申せば母は兄弟の孝心かうしんを喜び父樣が世にいまして此事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
家主勘兵衞恐れながら進出すゝみいで其勘太郎は實體じつていにして渡世向とせいむき出精しゆつせい仕つる者につき勿々なか/\右體みぎてい非道ひだうの働きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)