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通
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とおっ
ふりがな文庫
“
通
(
とおっ
)” の例文
又私の妻も小娘のときには
祖母
(
おばあ
)
さんに連れられて榎本の家に
行
(
いっ
)
たことがあると云うので、少し往来の道筋が
通
(
とおっ
)
て居て全く知らぬ人でない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
新橋の川岸へ上って大通りを通り、
自
(
おのず
)
から新銭座の方へ行くのだから、
此方側
(
こっちがわ
)
即
(
すなわ
)
ち大通り東側の方を
通
(
とおっ
)
て四辺を見れば人は
唯
(
ただ
)
の一人も居ない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
丁度私が城中の外務省に出て居た日で、大変だ、今脇屋が
捕縛
(
ほばく
)
されたと云う中に、縛られては居ないが同心を見たような者が
付
(
つい
)
て脇屋が廊下を
通
(
とおっ
)
て
行
(
いっ
)
た。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“通”の意味
《名詞》
(ツウ)趣味の分野において、特に暗黙のルールとなっていることまで知悉していること。江戸時代、元禄期における趣味人の価値が「粋」であったのに対し、化政期において重視された価値。
(とおり 「通り」とも) 特に市街地の内部にあって、形状がおおむね同一で、連続する道路の呼称。
(出典:Wiktionary)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“通”を含む語句
普通
通過
一通
大通
通路
通行
通常
人通
密通
貫通
姦通
切通
表通
裏通
見通
通帳
風通
目通
行通
二通
...