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透見
ふりがな文庫
“透見”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すきみ
93.3%
とうけん
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すきみ
(逆引き)
見てしまえば別に
何処
(
どこ
)
が面白かったと言えないくらいなもので、
洗湯
(
せんとう
)
へ行って女湯の
透見
(
すきみ
)
をするのと大差はない。
裸体談義
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
……次第に家ごと
揺
(
ゆす
)
るほどになりましたのに、何という
寂寞
(
さびしさ
)
だか、あの、ひっそりと障子の鳴る音。カタカタカタ、白い魔が忍んで来る、雪入道が
透見
(
すきみ
)
する。
雪霊続記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
透見(すきみ)の例文をもっと
(14作品)
見る
とうけん
(逆引き)
虫さえ
厭
(
いと
)
う美人の
根性
(
こんじょう
)
を
透見
(
とうけん
)
して、毒蛇の
化身
(
けしん
)
すなわちこれ
天女
(
てんにょ
)
なりと判断し得たる
刹那
(
せつな
)
に、その罪悪は同程度の他の罪悪よりも一層
怖
(
おそ
)
るべき感じを引き起す。全く人間の諷語であるからだ。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
透見(とうけん)の例文をもっと
(1作品)
見る
透
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“透”で始まる語句
透
透間
透通
透徹
透綾
透明
透視
透彫
透過
透垣
検索の候補
見透
御見透
壺皿見透
“透見”のふりがなが多い著者
泉鏡花
中里介山
上田敏
永井荷風
夏目漱石
寺田寅彦