“退(こ)” の例文
暗(やみ)の中に散らばっている死骸を一ツ一ツに検(あらた)めながら、奥の方へ来る中(うち)に、不図青眼先生は屋敷の真中あたりで、切れるように冷たい者を探り当てて、ヒヤリとしながら手を引(ひ)き退(こ)めました。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作、杉山萠円(著)