めぐ)” の例文
新字:
されど我等主題を遠く離れたれば、今目をめぐらして正路を見るべし、さらば時とともにみちを短うするをえむ 一二七—一二九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
されど汝今身をほかの者のかたにむくべし、わがいふごとく目をめぐらさば、多くの名高き靈を見るべければなり。 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あゝわが心の亂れいかなりしぞや、そは我是時身をめぐらしてベアトリーチェを見んとせしかど(我彼に近くかつ福の世にありながら) 一三六—
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かなたに歸りゆきし彼等には及ばじ、さてかしこに着くや彼等は殘れる者とともに恰も力のかぎり走るむれの如く足をこなたにめぐらせり 四〇—四二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)