“輔(すけ)” の例文
新派俳優の深井(ふかゐ)八輔(すけ)は、例(いつ)もの通り、正午(おひる)近くになつて眼を覚した。戸外(そと)はもう晴れ切つた秋の日である。
虎 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
法諡(ほふし)梅翁日實居士である。九代は又三右衞門と稱し、後に三輔(すけ)と改めた。素細工頭(もとさいくがしら)支配玉屋市左衞門の子である。明治十年十一月十一日に六十四歳で歿し、明了軒唯譽深廣連海居士と法諡(ほふし)せられた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)