“清輔”の読み方と例文
読み方割合
きよすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清輔きよすけ奥儀抄おうぎしょう』のこの歌の註にも、「武隈のはなはとて山の差し出でたる処のあるなりとぞ近く見たる人は申せし」とある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
清輔きよすけがある。隆季たかすえがある。女には堀川がある。安芸あきがある。小大進こだいしんがある。国歌はあたかも再興の全盛時代であった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
話はもとへもどるが、治承元年に六条清輔きよすけが卒したのは、俊成出家の翌年六十四のときだが、その後右大臣九条兼実は俊成の歌を愛して彼を寵遇ちょうぐうした。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)