身躰しんたい)” の例文
アウシュコルンは自分で願って身躰しんたいの検査を求めた。手帳らしきものも見いだされなかった。
糸くず (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
くわふるに寒肌あはを生じ沼気沸々ふつ/\鼻をく、さいはひに前日来身躰しんたい鍛錬たんれんせしが為め瘧疫ぎやくえきかかるものなかりき、沼岸の屈曲くつきよく出入はじつに犬牙の如く、之に沿うてわたることなれば進退しんたい容易やうゐ捗取はかどらず
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)