路幅みちはば)” の例文
ただ豊吉の目には以前より路幅みちはばが狭くなったように思われ、が多くなったように見え、昔よりよほどさびしくなったように思われた。
河霧 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
屋内酒樽さけだるのあるあらばきはめてめうなれども、若し之なくんば草臥くたびぞんなりと、つひに帰路をりて戸倉にいたるにけつす、一帯の白砂はくさおはれば路は戸倉峠につらなる、峠のたかさ凡そ六千呎、路幅みちはばわづかに一尺
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)