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跋
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は
ふりがな文庫
“
跋
(
は
)” の例文
白糸は
猿轡
(
さるぐつわ
)
を
吃
(
はま
)
されて、手取り足取り地上に推し伏せられつ。されども渠は絶えず身を
悶
(
もだ
)
えて、
跋
(
は
)
ね
覆
(
か
)
えさんとしたりしなり。にわかに渠らの力は
弛
(
ゆる
)
みぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
夜はますます
闌
(
た
)
けて、
霄
(
そら
)
はいよいよ曇りぬ。湿りたる空気は重く沈みて、柳の葉末も動かざりき。歩むにつれて、
足下
(
あしもと
)
の
叢
(
くさむら
)
より池に
跋
(
は
)
ね込む
蛙
(
かわず
)
は、
礫
(
つぶて
)
を打つがごとく水を鳴らせり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“跋”の意味
《名詞》
(バツ) 書物や詩文において、本文の後に記す終わりの文章。跋文。後書き。
(出典:Wiktionary)
跋
漢検1級
部首:⾜
12画
“跋”を含む語句
跋渉
跋扈
跳梁跋扈
跋提河
捺羅僧伽補多跋摩
跋文
跋扈跳梁
跣跋
自跋
跋伽林外道
跋句
畿内跋渉
奉納書籍聚跋
跋捺囉嚩底
拓跋魏
強梁跋扈
跋波磯
尉遅跋質那
跋足
跋跎羅
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