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足半
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あしなか
ふりがな文庫
“
足半
(
あしなか
)” の例文
それが、一同
対
(
つい
)
の鼠いろの
木綿袷
(
もめんあわせ
)
に浅黄の袴、
足半
(
あしなか
)
という古式の
脚絆
(
きゃはん
)
をはいているところ、今や
出師
(
すいし
)
の鹿島立ちとも見るべき
仰々
(
ぎょうぎょう
)
しさ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「魚は二十日にいちど」「野菜は十日に一人五匁」「草履は
足半
(
あしなか
)
」「帯は三尺」などの類で、犯す者は
屹度
(
きっと
)
申付くべしとある。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
さて今
厨
(
くりや
)
にて鍋取を用うる家たまたまあれども
草鞋
(
わらじ
)
足半
(
あしなか
)
の形に作れり、古製は
然
(
しか
)
らず。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
えいこらと立って、土間の
足半
(
あしなか
)
を
突掛
(
つッか
)
けた。
栃の実
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
“足”で始まる語句
足
足袋
足許
足下
足音
足掻
足駄
足利
足蹴
足跡