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貯金
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ちょきん
ふりがな文庫
“
貯金
(
ちょきん
)” の例文
わたしたちはいつもかれの
欲張
(
よくば
)
りをからかっていた。かれは一スー、二スーと
貯金
(
ちょきん
)
してしじゅう貯金の
高
(
たか
)
を
勘定
(
かんじょう
)
していた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
貯金
(
ちょきん
)
だけをたのしみに、
倹約
(
けんやく
)
にくらしているような人だから、人のいやがるこのふべんな
岬
(
みさき
)
の村へきたのも、つきあいがなくてよいと、じぶんからの希望であったという
変
(
かわ
)
り
種
(
だね
)
だった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
人
(
ひと
)
のやさしみというものをしみじみと
味
(
あじ
)
わわなかった
私
(
わたし
)
は、せめて
死
(
し
)
の
際
(
きわ
)
だけなりと、
医者
(
いしゃ
)
にかかってしんせつにしてもらいたいと
思
(
おも
)
って、
苦
(
くる
)
しい
中
(
なか
)
から、これだけの
貯金
(
ちょきん
)
をしたのである。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのきっかけは、だまりやの吉次が、山出しをしてもうけた
貯金
(
ちょきん
)
をおろして申しこみをしたことにあるようだった。吉次がゆけば、どうしたってだまっていられないのがソンキであった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
あなたの
貯金
(
ちょきん
)
で買ってくれた
雌牛
(
めうし
)
は、わたしにとっては世界じゅうのおくり物
残
(
のこ
)
らずもらったと同様です。
喜
(
よろこ
)
んでください。雌牛もたいそうじょうぶで、
相変
(
あいか
)
わらずいい
乳
(
ちち
)
を出しますから。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
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「そのかわり、旅行のお金、倍にして
貯金
(
ちょきん
)
してもらうん」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
貯
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“貯金”で始まる語句
貯金帳
貯金筒