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證
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しるし
ふりがな文庫
“
證
(
しるし
)” の例文
新字:
証
そして私だつてあなたが私を
意地惡
(
いぢわる
)
く憎んでることは知つてゝよ。あなたがエドヰン・ヴィア卿のことで先づ私に
企
(
たくら
)
んだたくらみがいゝ
證
(
しるし
)
だわ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
痩せた、透徹るほど蒼白い、鼻筋の見事に通つた、険のある眼の心持吊つた——左褄とつた昔を忍ばせる細面の小造だけに
遙
(
ずうつ
)
と若く見えるが、四十を越した
證
(
しるし
)
は額の小皺に争はれない。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
歎
(
なげ
)
くは
愛情
(
まごゝろ
)
の
深
(
ふか
)
い
證
(
しるし
)
ぢゃが、
餘
(
あま
)
りに
深
(
ふか
)
う
歎
(
なげ
)
くは
分別
(
ふんべつ
)
の
足
(
たら
)
はぬ
證
(
しるし
)
ぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
私たちは『美しい熱情』の
證
(
しるし
)
と
解釋
(
かいしやく
)
した色々のやさしい
眼差
(
まなざ
)
しと吐息を不意に襲つて驚かしたつけ。そして世間は直ぐに、その發見を喜びましたのね。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
痩せた、透徹るほど蒼白い、鼻筋の見事に通つた、險のある眼の心持吊つた——左褄とつた昔を忍ばせる細面の小造りだけに
遙
(
ずうつ
)
と若く見えるが、四十を越した
證
(
しるし
)
は額の小皺に爭はれない。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
そしてお前は時たまの
贔屓
(
ひいき
)
の
證
(
しるし
)
を嬉しく思つて受けてゐる——立派な家柄の紳士で世間に通じた人が、
雇人
(
やとひにん
)
、而も
新參者
(
しんざんもの
)
に向つて示す眞僞も分らぬ
證
(
しるし
)
を。よくもそんなことが出來たものだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
證
部首:⾔
19画
“證”を含む語句
證明
證據
内證
保證
確證
證人
證文
證跡
證左
保證人
證書
生證人
活證人
御證據
査證
不在證明
内證事
現場不在證明
證據立
考證
...