“読尽”の読み方と例文
読み方割合
よみつく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爾(そ)う云(い)う訳(わ)けで次第々々に昇級すれば、殆(ほと)んど塾中の原書を読尽(よみつく)して云わば手を空(むなし)うするような事になる、その時には何か六(むず)かしいものはないかと云うので
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
隣に養へる薔薇(ばら)の香(か)の烈(はげし)く薫(くん)じて、颯(さ)と座に入(い)る風の、この読尽(よみつく)されし長き文(ふみ)の上に落つると見れば、紙は冉々(せんせん)と舞延びて貫一の身を縈(めぐ)り、猶(なほ)も跳(をど)らんとするを、彼は徐(しづか)に敷据ゑて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)