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縈
ふりがな文庫
“縈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
めぐ
90.0%
まつ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めぐ
(逆引き)
徒
(
いたずら
)
に
歳月
(
としつき
)
を送ッたを惜しい事に思ッているのか? 或は母の言葉の放ッた光りに我身を
縈
(
めぐ
)
る
暗黒
(
やみ
)
を破られ、始めて今が浮沈の
潮界
(
しおざかい
)
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
路はすべて杉の立樹の蔭につき、
繞
(
めぐ
)
り
縈
(
めぐ
)
りて上りはすれど、下りということ更になし。三十九町目あたりに到れば、山
急
(
にわか
)
に開けて眼の下に今朝より歩み来しあたりを望む。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
縈(めぐ)の例文をもっと
(9作品)
見る
まつ
(逆引き)
否
(
いな
)
、
誰
(
たれ
)
のとも定らねど、われも
愛
(
め
)
でたきものにこそ思ひ
侍
(
はべ
)
れ。さいつ頃までは、
鳩
(
はと
)
あまた飼ひしが、あまりに馴れて、身に
縈
(
まつ
)
はるものをイイダいたく嫌へば、皆人に取らせつ。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
縈(まつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
縈
部首:⽷
16画
“縈”を含む語句
縈繞
紆縈
縈回
縈廻
“縈”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
尾崎紅葉
二葉亭四迷
幸田露伴
夏目漱石
森鴎外
泉鏡花