語合かたら)” の例文
三人さんにん各自てんで手分てわけをして、会員くわいゝん募集ぼしうする事につた、学校にる者、ならび其以外それいぐわいの者をも語合かたらつて、惣勢そうぜい二十五にんましたらうか、其内そのうち過半くわはん予備門よびもんの学生でした
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この一群れのあとに残りて語合かたらう女あり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
狭山は女を顧みて、二言三言ふたことみこと小声に語合かたらひたりしが
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)