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言質
ふりがな文庫
“言質”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げんち
77.8%
げんしつ
5.6%
ことぐさ
5.6%
ことじち
5.6%
ことばじち
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんち
(逆引き)
信長の
言質
(
げんち
)
と、
圧切
(
へしきり
)
の一刀を持って、官兵衛はひとまず城を退がった。城内城下はこの日も来往の諸大将とその兵馬で
輻輳
(
ふくそう
)
していた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
言質(げんち)の例文をもっと
(14作品)
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げんしつ
(逆引き)
山下さんは
言質
(
げんしつ
)
を取られたとは気がつかない。却って商家の撃退法を発明した積りでいた。
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
言質(げんしつ)の例文をもっと
(1作品)
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ことぐさ
(逆引き)
藤吉らもすぐ後を追っかけるという
言質
(
ことぐさ
)
を取ると、燃えの低くなった提灯の蝋燭を庇いながら、折柄軒を鳴らして渡る朝風のなかを
釘抜藤吉捕物覚書:10 宇治の茶箱
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
言質(ことぐさ)の例文をもっと
(1作品)
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ことじち
(逆引き)
さりとてさすがにかの
言質
(
ことじち
)
もありこの顧慮もまたなきにあらずして、その心はありながら、いまだ時々来てはあおる千々岩を満足さすほどの果断なる処置をばなさざるなり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
言質(ことじち)の例文をもっと
(1作品)
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ことばじち
(逆引き)
倒れるまで働くと云った歌女代の
言質
(
ことばじち
)
を取って、決してべんべんと寝そべっていることはならない、
仆
(
たお
)
れるまで働いてくれと、真っ蒼な顔をして寝ている歌女代を無理に引き摺り起して
半七捕物帳:05 お化け師匠
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
言質(ことばじち)の例文をもっと
(1作品)
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“言質”の意味
《名詞》
言質(げんち、げんしつ)
約束の証拠となる発言。
(出典:Wiktionary)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出
“言質”のふりがなが多い著者
本庄陸男
徳冨蘆花
林不忘
吉川英治
佐々木邦
谷崎潤一郎
島崎藤村
山本周五郎
岡本綺堂
寺田寅彦