“げんち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言質87.5%
原地6.3%
玄知6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめから支配者である役人どものその場あたりの言質げんちに偽りがあったとしてもむを得ない。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
父兄代表者が、原地げんち見舞をしての報告にも、童児どうじたちは元気よく生活していると聞いて安心していた。が、あるとき、見舞に行ったよその人に、一封書を秘密ひみつにことずけて来た。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
出雲松平家の茶道さどうに、岸玄知げんちといふ坊主が居た。ある時、松江の市街まちはづれをぶらついてゐると、きたなしやうの垣根に花を持つた梅の樹が目についた。