“ことばじち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
詞質66.7%
言質33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兼吉も初めはいい加減にことばをにごしていたが、自分がうっかり口をすべらしてしまった以上、その詞質ことばじちを取って問い詰めるので、彼もとうとう白状しないわけには行かなくなった。
半七捕物帳:16 津の国屋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
本物の悪魔の詞質ことばじちをもこの女は取り兼ねんぞ。3005
倒れるまで働くと云った歌女代の言質ことばじちを取って、決してべんべんと寝そべっていることはならない、たおれるまで働いてくれと、真っ蒼な顔をして寝ている歌女代を無理に引き摺り起して
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)