詞質ことばじち)” の例文
兼吉も初めはいい加減にことばをにごしていたが、自分がうっかり口をすべらしてしまった以上、その詞質ことばじちを取って問い詰めるので、彼もとうとう白状しないわけには行かなくなった。
半七捕物帳:16 津の国屋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
本物の悪魔の詞質ことばじちをもこの女は取り兼ねんぞ。3005