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覆
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カヴァ
ふりがな文庫
“
覆
(
カヴァ
)” の例文
すると、
覆
(
カヴァ
)
の中央に、やや小さい円形の力が落ちることになるから、当然その圧し出された水が、上向き
括弧
(
かっこ
)
())の形になるじゃないか。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
とにかく、その一本の紐は、事件を難解にしたばかりでなく女性の非力な点を巧みに
覆
(
カヴァ
)
し、すべてにおいてルキーンの犯罪だと見せかけようとしたのです。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
そして、それに
扉
(
ドア
)
を開いた水をタップリ含ませてから、最初に後の方の
覆
(
カヴァ
)
を、強く
踵
(
かかと
)
で踏む。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
また、次に前のあの
覆
(
カヴァ
)
を
前踵部
(
つまさき
)
で踏むと、今度はそこの形が馬蹄形をしているので、中央より両端に近い方の水が強く飛び出して、それが下向き括弧(()の形になってしまうのだ。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“覆”の解説
覆(ふく)(sa: mrakṣa、ムラクシャ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
自己の誤ちの隠蔽。利益を失う・不利益を蒙ることを恐れて、自分が為した罪を隠すこと。
しかし、自分の為した罪を隠す人は、後に、必ず悔い悲しむ。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“覆”を含む語句
顛覆
転覆
日覆
反覆
修覆
覆面
雨覆
轉覆
覆布
傾覆
打覆
覆被
押覆
引覆
覆奏
覆水
鞍覆
被覆
上覆
覆羽
...