“カヴァ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
サモア酒25.0%
床覆25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかく、その一本の紐は、事件を難解にしたばかりでなく女性の非力な点を巧みにカヴァし、すべてにおいてルキーンの犯罪だと見せかけようとしたのです。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
父はいま、サモア酒カヴァの中毒で廃人も同様。兄も、父に見ならって盛んにサモア酒カヴァをのんでいます。それも、みんなドイツ領事の薦めることなんですわ。私も、幼な心に見過せなくなりました。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
しばらく読んでいたが、いつしか本を持つ手が横ちょにさがり、やがてその本がぱったりと床を打つと、マアセルは床覆カヴァの上で眠り出した。