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裏欄干
ふりがな文庫
“裏欄干”の読み方と例文
読み方
割合
うららんかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うららんかん
(逆引き)
雪なす両の
腕
(
かいな
)
は、よれて
一条
(
ひとすじ
)
になって、
裏欄干
(
うららんかん
)
の梁に
釣
(
つる
)
した扱帯の
結目
(
むすびめ
)
、ちょうど緋鹿子の端を血に巻いて
縋
(
すが
)
っている。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その起伏のさまは、伊香保の湯宿の高い
裏欄干
(
うららんかん
)
から
上
(
かみ
)
つ
毛野
(
けの
)
、
下
(
しも
)
つ
毛野
(
けの
)
に
蟠
(
わだかま
)
る連山の頂上を眺め渡すようだった。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
裏欄干(うららんかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
欄
常用漢字
中学
部首:⽊
20画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
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岡本かの子
泉鏡花