“桟敷欄干”の読み方と例文
読み方割合
さじきてすり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何方どちらを向いても桟敷欄干さじきてすりに緋毛氈の掛けられた大通りは、昨日きのふと同じ道であるとも思はれないのでした。友も連立つてまた其処そこ此処ここの友の家を訪ねる私等の得意さは、天へものぼつた程なのです。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)