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行衣
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ぎやうい
ふりがな文庫
“
行衣
(
ぎやうい
)” の例文
願ふか兩樣の内
何共
(
いづれとも
)
決心
(
けつしん
)
致さるべしとの
趣
(
おもむ
)
きを申
遣
(
つか
)
はしたるに
此方
(
こなた
)
は越前守は
公用人
(
こうようにん
)
次右衞門三五郎の紀州表へ
出立
(
しゆつたつ
)
せし其日より
夜終
(
よもすがら
)
行衣
(
ぎやうい
)
を着し
新菰
(
あらごも
)
の上にて
水垢離
(
みづごり
)
を
取
(
とり
)
諸天
(
しよてん
)
善神
(
ぜんしん
)
に
祈誓
(
きせい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
洗ひ
嗽
(
うがひ
)
などして
暑
(
あつさ
)
を
凌
(
しの
)
ぎ
休
(
やす
)
らひ居たり此處は景色もよく後ろは
須走
(
すはし
)
り前は
山中
(
やまなか
)
の湖水と
打眺
(
うちなが
)
め居る彼方の
坂
(
さか
)
より
行衣
(
ぎやうい
)
に
襷
(
たすき
)
を
懸
(
かけ
)
て
金剛杖
(
こんがうづゑ
)
を突ながら
鈴
(
すゞ
)
の
音
(
ね
)
と
倶
(
とも
)
に來る富士同者あり
渠
(
かれ
)
も此處に休み水を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“行衣”で始まる語句
行衣場