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蝋型
ふりがな文庫
“蝋型”の読み方と例文
読み方
割合
ろうがた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうがた
(逆引き)
鉄鎚
(
かなづち
)
を二
挺
(
ちょう
)
、大きな紙入の底へ、内懐へしっかりと入れて、もやもや雲の
蝋型
(
ろうがた
)
には、
鬱金
(
うこん
)
の
切
(
きれ
)
を深く掛けた上、羽織の
紐
(
ひも
)
をきちんと結んで、——お供を。——
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鋳金はたとい
蝋型
(
ろうがた
)
にせよ純粋美術とは云い難いが、また校長には
把掖
(
はえき
)
誘導
(
ゆうどう
)
啓発
(
けいはつ
)
抜擢
(
ばってき
)
、あらゆる
恩
(
おん
)
を受けているので、実はイヤだナアと思ったけれども
枉
(
ま
)
げて従った。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
当時
牙彫
(
げぼり
)
がよく横浜に出て、非常に儲かったものだそうだが、父は自分は木彫を習ったのだからと言って遂にやらなかった。又その間に、鋳流しの
蝋型
(
ろうがた
)
を作る仕事をした。
回想録
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
蝋型(ろうがた)の例文をもっと
(3作品)
見る
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
型
常用漢字
小5
部首:⼟
9画
“蝋”で始まる語句
蝋燭
蝋
蝋色鞘
蝋塗
蝋色
蝋細工
蝋涙
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“蝋型”のふりがなが多い著者
高村光太郎
幸田露伴
泉鏡花