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蔭弁慶
ふりがな文庫
“蔭弁慶”の読み方と例文
読み方
割合
かげべんけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげべんけい
(逆引き)
「多々良さんは
蔭弁慶
(
かげべんけい
)
ね。うちへなんぞ来ちゃ大変威張っても鈴木さんなどの前へ出ると小さくなってるんでしょう」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
吉弥はこれが
癪
(
しゃく
)
にさわったとかで、自分のうちのお客に対し、立ち聴きするなどは失礼ではないかとおこり返したそうだが、そのいじめ方が不断のように
蔭弁慶
(
かげべんけい
)
的なお君と違っていたので
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
扨
(
さて
)
その相手の人に面会したとき自分の良心に
愧
(
は
)
じて率直に
陳
(
の
)
べることの叶わぬ事を
書
(
かい
)
て居ながら、遠方から知らぬ風をして
恰
(
あたか
)
も逃げて廻わるようなものは、之を名づけて
蔭弁慶
(
かげべんけい
)
の筆と云う
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
蔭弁慶(かげべんけい)の例文をもっと
(3作品)
見る
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
慶
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
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