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船弁慶
ふりがな文庫
“船弁慶”の読み方と例文
読み方
割合
ふなべんけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふなべんけい
(逆引き)
「そら謡曲の
船弁慶
(
ふなべんけい
)
にもあるだろう。——かように
候
(
そうろう
)
ものは、
西塔
(
さいとう
)
の
傍
(
かたわら
)
に
住居
(
すまい
)
する武蔵坊弁慶にて候——弁慶は西塔におったのだ」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼が得意の「
有職鎌倉山
(
ゆうそくかまくらやま
)
」を出し、中幕は団十郎の「
白髪染
(
しらがぞめ
)
の
実盛
(
さねもり
)
」と「
船弁慶
(
ふなべんけい
)
」であったが、一番目ではやはり左団次の
三浦荒次郎
(
みうらあらじろう
)
がわたしの眼についた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
長唄が
畢
(
おわ
)
ってから、主客打交っての能があって、女芸人らは陪観を許された。津軽侯は「
船弁慶
(
ふなべんけい
)
」を舞った。勝久を細川家に
介致
(
かいち
)
した勝秀は、今は
亡人
(
なきひと
)
である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
船弁慶(ふなべんけい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“船弁慶”の解説
『船弁慶』(ふなべんけい)は、『平家物語』、『吾妻鏡』などに取材した能楽作品。表記は「舟弁慶」(また旧字で「船辯慶」、「舟辯慶」)とも。作者はほぼ観世小次郎信光と比定されている。源義経、武蔵坊弁慶、静御前、平知盛を主たる登場人物とし、前半と後半でシテの演じる役柄がまったく異なるなど、華やかで劇的な構成が特徴である。この記事では合わせて派生作品についても記述する。
(出典:Wikipedia)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
慶
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
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