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西塔
ふりがな文庫
“西塔”の読み方と例文
読み方
割合
さいとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいとう
(逆引き)
「そら謡曲の
船弁慶
(
ふなべんけい
)
にもあるだろう。——かように
候
(
そうろう
)
ものは、
西塔
(
さいとう
)
の
傍
(
かたわら
)
に
住居
(
すまい
)
する武蔵坊弁慶にて候——弁慶は西塔におったのだ」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
信長の旨をうけて、彼は従卒四、五人を連れただけで叡山へ、そして、僧兵の本陣である根本中堂で、
西塔
(
さいとう
)
の
尊林坊
(
そんりんぼう
)
と会見した。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのうちに
比叡山
(
ひえいざん
)
の
西塔
(
さいとう
)
の
武蔵坊
(
むさしぼう
)
というお
寺
(
てら
)
の
坊
(
ぼう
)
さんが
亡
(
な
)
くなりますと、
弁慶
(
べんけい
)
は
勝手
(
かって
)
にそこに
入
(
はい
)
りこんで、
西塔
(
さいとう
)
の
武蔵坊弁慶
(
むさしぼうべんけい
)
と
名
(
な
)
のりました。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
西塔(さいとう)の例文をもっと
(8作品)
見る
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
塔
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
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